セピア

詞・曲:田中悠太

気付いた時には当たり前になっていた
二人の視線が少しだけずれてきた事
がむしゃらに追いかけた君の笑顔 宝探し
いつしか夢の中でも見つからなくなっていた

それでも二人でいる時はいつも必ず
手をつないで歩いている事に全てを任せてもいいのかな?

さよならの君の顔 まだ笑えてるかな?
一人きりの最後の曲がり角の先で
思い出す? 僕の顔 君は何を見上げてる?
だけど僕は今日もここでずっと信じてるから

嘘をつく事が一番苦手な僕は
いつでも君の前では誰よりも素直なんだ
だけどある日耳にした君の噂話に
心揺らされたまま僕はここにいる

人を愛するという事が分からないまま
君を愛してしまった僕への一つの試練なのかな?

見慣れてる風景が今夕焼けに染まる
二人の思い出が少しセピア色に見えた気がした
あの時の約束がふと頭をよぎる
僕はここで嘘つきになってしまうのかな?

出会った瞬間のあのときめきがまだ 僕達をそっと包んでいるのなら…

ありがとう ありがとう やっと言葉に出来たよ
涙が浮かんできて目が熱くなってくる
そうさ僕らまたここから歩き始めていくのさ
鮮やかな西の空が二人の目の前に広がっているから


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