七色

詞・曲:田中悠太

新しい風の中で 二人は出会いました
初めて交わした一言は 今でもかすかに頭ん中

君のこと知っていくうちに 君の事を好きになってった
僕から見える君の一部は もう僕のハンブンになっていて

二人の距離が近付く度に 思いは強くなってく
“大切な人”と感じた時には もう君は僕の横にいて

君と出会った時から 全ては始まっていたんだね
名も無い小さな物語 ページめくれば広がる喜び
君といる七色の日々を 離しはしないと思ってた
暖かくなる季節に 二人の体温を重ねながら


早くなってきた夜空に包まれ 二人の時間は終わった
沸き上がる想いこらえきれず 僕は初めて涙を流した

何となく分かってたはずなのに 受け入れられない身体に
なってしまっていた僕は まるで案山子のようだった

歩き始めた君の姿を 立ち尽くしたまま眺めてた
今だに君に追い付けないのは あの時のままの僕がいるから

君を見かけたある日の街角で 流れる時の違い感じた
それは今までもあったけど 何だかやけに心に響いた
君と見た七色の虹は 今はもうどこかへと消えた
ただ一つ変わらないものは 君の前では無口になる僕だけ

君が僕に教えてくれた 人を愛する素晴らしさ
今では僕の憧れとなり 心の中で虹を描くよ

さあ ここから歩きだそう いつの日か君に追い付けるように 
二人の時間を笑い話に 出来るまで

君に出会えて本当によかった 僕は今ようやく思えたんだ
君がそう思っていなくても 今の僕なら満足できるさ
君といた七色の日々が 僕の人生を色付けていく
今までもたぶんこれからも 君は僕の“特別な人”です
君は僕の“特別な人”です


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